Desmond Blue
ジャケットは彼の好きなオードリー・ヘップバーンをイメージしているのかな。
前回はやや邪魔者扱いしてしまったPaul Desmondだが実は大ファンなのだ。白人アルトになると彼とArt Pepperが双璧をなす。
本作はプレイボーイ誌で人気投票1位になったことを記念して作ったのだったかな。まあプレイボーイでなくても人気は抜群だったようだ。
そしてこのアルバムは特にいい。彼のやさしいアルトをうまくバックが引き立ててくれている。またピアノレスなのが余計にいい味を出させているのかもしれない。必聴は2曲目 For All We Knowとイングランド民謡をジャズでアレンジした4曲目のGreensleevesか。
タイトル通りディズニーの楽曲を収めたアルバム。ジャズで聴くところが粋な感じ。
ライナーノーツを読むと子供とディズニーランドで遊んでいるときにひらめいたそうだ。ただディズニー自身がレコード会社を持っているため他のレコード会社での吹き込みさせてもらうための苦労話などが書いてある(きっと)。
1曲目のAlice In Wonderlandは非常に美しいピアノのメロディーではじまりいっそうのことそのままピアノソロでもいいかなと思い始めた頃にDesmondのアルトが入る。Desmondのプレイは大好きなんだけどこの曲に関してはなんだか邪魔された気分になる(鬱)。
2曲目のGive a little whistleはピノキオで使われた曲のようで、こちらはいかにもDave Brubeck Quartetっぽいアレンジになっている。今度は間違いなくDesmondは最高だ(笑)。
4曲目のWhen You Wish Upon A Starや5曲目のSome Day My Price Will ComeなどはジャズやR&Bなどでもよく取り上げられるので目新しさはないが3曲目のHeigh-Hoはジャズでやるのも珍しいだろうしとても楽しく聴くことができる。
CMソングになった3曲目”Take Five”が有名だが全体的に非の打ち所のない曲目となっている。
「変則リズム」の実験的なアルバムということもあってたしかに違和感を感じるリズムといわれればそのような気もするけど意外とそれが心地よい。
1曲目の”Blue Rondo A La Turk”うねるようなピアノにからむアルトがすばらしい。2曲目”Strange Meadow Lark”、4曲目”There To Get Ready”、5曲目”Kathy’s Waltz”はとても美しい曲でここでもピアノとアルトのインタープレイが光る。