雑誌を読んでいて無性に食べたくなった。
アルコール分解にいいと聞くと酒飲みの私にとってはなおさらである(カツオに依存するまで飲まなければいいのだが)。
売られている切り身には「雄節」と「雌節」があり、背中側が前者、腹側が後者の呼び名だ。
雄節の方が脂肪が少なく、また雌節と違ってはらわたに接していない分いたみにくいなどの利点があるらしい。
鰹節の解説を読むと改めて昔から日本人は発酵食品をうまく活用していたのだなと感心する。
しかし、一般家庭で作るのはもっぱらたたきである。
そもそもなぜ「たたき」というのかという疑問に対してのやりとりなどを見ると言葉の由来なんて後から勝手につけているような気がしなくもない。
たたきはポン酢にしょうがもしくはニンニクのおろしたもので食すが、ニンニクの場合スライスしたものをトッピングしてもおつなものである。
翌日のことを考えて食べなければいけないのが難点だが。