6回目となった万博は今まで敬遠していた人気パビリオンに挑戦した。
とはいうものの多少の並びを覚悟していた日立館などは開門20分ほどで終了。
そりゃないだろ。
気を取り直してドイツ館も行くがこちらも入場規制で並ばしてもくれない(後で行ったが)。
それならと赤十字館に行ってみるとやはり普段の倍はある列。
ただし並ばせてもらったのでそれだけでうれしかった(なんか神経が麻痺しつつあるのか)。
特に目新しい技術を使ってるわけでもないがメッセージ色が濃く、感じさせられるパビリオンだった。
もし、自分に子どもがいたら見せたくないパビリオンNO.1。というのは的を得ているけど前提条件として「平和な世の中の子ども」というものがあると思う。
子供がいなくてもこんなパビリオンばかりだったら気が滅入る。
そういう意味ではこういうのもあることは価値がある。
長い間待ってた間思ったことだけど自然災害は別にしても戦争って人災だから方や戦争を起こし、一方で救助活動しているのはやはり矛盾していると思った。
ただその疑問はこのパビリオンも十分指摘しており、「右手で戦争、左手で救助」その両手であなたは何をしますかといったニュアンスのメッセージがあった。
でもこんな何十年に一度のイベントで訴えるだけでなく、平素からバラエティ番組が主体となっているTVメディアでもって伝えなければいけないことではないであろうか。
出口付近にあったメッセージボードを見ながらまだこの国も捨てたものではないなと感じられたのがうれしかった。