今日は美術三昧となった。 バンサン展に続き、形而上絵画で有名なデ・キリコ展に行く。
ジョルジョ・デ・キリコといえば作品「愛の歌」でルネ・マグリッドに衝撃的な影響を与えたシューレアリズムの元祖のようなイメージが強い。
ただ本人はギリシャ・ローマ時代などの文化をモチーフとして自己表現しているのに過ぎなかったのかもしれない。
キリコというとドクター・キリコを思い出す。 デ・キリコの絵の無機質さとドクターキリコの冷血さが妙に合う。 手塚治虫さんもそのあたりを意識したのか。