社会

スタックとキュー

大前研一氏が週間ポストで企業のリストラについて「エレベータ理論」と称して論じていた。

つまりエレベータは後から乗ったものが先に下りる。早期退職を募っても後から入った社員からやめ、古いものは居残る。
将来性もなく賃金の高いものが残ってしまうという矛盾を唱えているのだ。

コンピュータ用語ではこれをスタックという。
その反対がキュー、FIFOだ。

キューをたとえると、そうだエスカレータだ。
これはいいたとえだと思う。

会社の昇進がエスカレータ式である時代は終わり、困難に窮したときにこそエスカレータになるべきなんであろう。
ただわが身で考えると簡単にそうはいうのは難しいとも思う。

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