スポーツ

桜丘 vs 愛産大三河

送りバントの成否が明暗分かつ

桜丘|200|020|000|000|4
愛三|003|010|000|001|5

初回、桜丘先頭の中川の打った打球はふらふらと上がりライトへのファウルに思えたがそのままスタンドイン。
前の試合の最後がホームランならこちらは最初がホームランだった。
その後も点を入れられ立ち上がり不安定な三河の松下を揺さぶった。
3回裏逆転に成功した三河は4回にもチャンスを作るが送りバントがダブルプレーとなりその芽をつぶした。

一方、桜丘は続く5回表きっちりとバントを成功させ攻撃の軸がかみ合い逆転に成功する。
その裏三河はランナー3塁でスクイズでなく技ありのバントでランナーを返す。

その後試合はこう着状態となり延長戦へ突入。
8回あたりから桜丘の林の球が走り出し桜丘やや有利と見えた。
ところが回が進むにつれ今度は松下の球も切れだす。

12回表、桜丘はランナーを送れずダブルプレーとなる。
一方三河は1死からきっちり送り一人倒れて2死3塁とサヨナラのチャンスを迎える。
バッターは1番の安井。
独特の構えから振りぬいた打球はセンターへ一直線、2試合続けてのサヨナラゲームとなった。

両チームとも似通ったカラーを持っており犠打できっちり送るスタイル。
そして試合中盤で失敗をしたけどその後きっちり決めた三河と最後で送れなかった桜丘。
試合を左右したバントとなってしまった。

ガッツポーズでホームインする3塁ランナー宮下

ガッツポーズでホームインする3塁ランナー宮下

ちなみに安井はこんな風にベイの種田みたいな構えをする。

20060728c

しかし本当に暑かった。
あの炎天下でがんばった選手にエールを送りたい。

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