今朝通勤途中の電車の中で財布の落し物を見つけた。
乗務員が近くにいそうもなかったのでそのうち誰か伝えるだろうと思って見過ごそうと思ったけど、万が一心無い人にもっていいかれたらと思い届けだ。

ごく当たり前の行為なんだけど世界レベルで見るとこんな思いやりのある行為を自然に行うのは日本人ぐらいじゃないかな。

[昨日の国家の品格]({{ ref “posts/2006/10/kokkanohinkaku” >}})じゃないけど日本の品格が急速に失われつつあるので数年後の世代がどういうふうな行動をとるかはわからない。
試合延期がまた疑惑の渦中にある亀田の先の世界戦の件では多くの人がベネズエラの大使館に同情、お詫びの電話をいれたということは日本人はまだ「恥をきらう」文化を捨てていないと思う。

そいういえば国家の品格の中に印象の残るところがあった。西洋人が好きなバラと日本人の好きな桜との比較だ。においもいろもはでなバラに対し、控えめな桜になぜか日本人は惹かれてしまう。
風が吹けば散ってしまう潔さにも。
といった内容だったと思う。
まさしくこれは年とともに桜に対する思い入れが深まる自分にとっては痛感する話だった。