Pythonは2.5がリリースされたにも関わらず、私がメインで使っているVineの3.2ではいまだ2.3というのが現状である。
Zopeの新しいバージョンが使いたいためPythonのバージョンもあげなければならない。
対策としては野良ビルドが挙げられるができればパッケージ管理がしたい。
owaさんところのFTPでVine4.0のパッケージが公開されている。
とするならば本当ならVine4.0にあげるのが手っ取り早いだろうけどまだ不安なのでrpmをリビルドしてみる。
ここで注意点があり、まずリビルドの際、expatのバージョンが1.95.8を要求してくる。
またはpyexpat.cの該当部分をコメントアウトする手もあるだろう。
ここは素直にexpatのrpmソースをゲットしてspecを書きえた。
ただ最後のファイルセクションは以下のようにしておかないと従来よりヘッダファイルが増えている。
%files devel%defattr(-,root,root)
%doc COPYING Changes README doc/* examples
%{_includedir}/expat.h
%{_includedir}/expat_external.h
こここれでPythonのrpmソースも無事リビルドできた。
後はrpm -Uvhでいいのだけど追加でインストールしたPythonモジュールのrpmは更新してくれない。
それは再度インストールしなおしとなる。
そこまでやってもまだ/usr/lib/python2.3が空にならないので関連パッケージを調べたら以下の通り。
authconfig, kuzu, libuser, libxml2, libxslt, newt, rpm-python
ここまできたら徹底的にやりたいのですべてソースをaptで取得しリリースバージョンを1つあげて再ビルド&インストール。
念のため/etc/apt/apt.confでこれらをHOLDしておく。
もちろん、Vine4.0にdist-upgradeする際はここは元に戻したほうがいいと思う。