比較的家から近い場所で行われているのにも関わらず今まで一度も見たことのない名古屋女子国際マラソンをはじめて見た。
スタート直後はどこで見ようか考えた末、瑞穂運動場西駅の交差点にした。
ここだと競技場から出た直後と堀田の折り返した後の短時間で二度見れるからだ。
反対車線の時は原選手のみ識別できたが、まん前を通ると誰が誰だかわからない。
それにしても暑い。
気温そのものじゃなくて直射がつらいのだ。
いったん家に帰り、終了間際に競技場へ行く。
優勝は中村選手。
タイムこそ選考基準からすれば微妙だが、今期絶好調の評判どおり見事初挑戦で勝利を得た。
弘山選手が入場してきたときは大きな拍手がわいた。
女性にとっては鏡となるような存在なのであろう。
私は泣き虫の旦那さんが好きだ。
中村選手がゴールしてからしばらくたっても誰も帰ろうとしない。
そう、やはりこの人をみんな待ってたのだ。
途中棄権するかと思ってたが、競技場内の巨大スクリーンにもQちゃんが走り続けている様子が映っていたのであとはいつくるかだった。
結果的には現役続行を宣言したが、この時点では最後のレースだと思っていたので、今までお疲れ様という気持ちでみんな暖かい拍手を贈っていた。
自分がすごい努力や苦労をしてもドラマのようにハッピーエンドでは終わらないという現実を大人になると誰もが突きつけられるのだが、Qちゃんもしかりだったのか。
それでも最後まであきらめず走り続ける彼女を見ていると思わず涙が出た。
シドニーで金メダルを取った頃は好きでなかったのに人間都合よくファンになれるものだ。
明日はいよいよ選考会。
中村さん勢いあるから出てほしいが、ちょっと厳しいか。
中日に移籍した和田と同級生というのはちょっと笑えた。